|
最終回
[善意の人を応援したい]
前記のとおり、自分の発明が相当な収入につながる可能性は極めて小さいのが実情です。しかし、それを目指している方々に対して、おやめになったほうがいいですよ、と言う気持ちにはなれません。私自身が希望を失っていないのと、どのようなアイデアが採用されるのかという法則を掴むとともに、優れたアイデアを生み出す能力を磨いてゆけば、その夢がかなう可能性が少しはあると思うからです。
以前、ある不動産屋さんから言われましたが、家を貸す場合でも売る場合でも、5人くらい見に来れば商談が成立するそうです。無名の私が本を出せた直接の理由は、80社近くの出版社に断られたあと、大磯町立図書館で(株)三水社が『タマゴ屋さんが書いた タマゴの本』というような『○○屋さんが書いた ○○の本』という書名の本を何冊も出版していることを知り、『特許担当者が書いた 特許の本』ならどうかと考えて出版依頼の手紙を出したからです。しかし、その前に4~5社からかなりよい反応がありました。そのうちの1社などは、住所も自筆で書いてほしいと言われ、用意された2通の契約書に担当者の目の前で住所と氏名を記入し、実印を押して渡すというあと一歩のところまで行きました。私は前記のとおり、アイデアの商品化についてかなりのところまで行った経験がいくつかあるため、本の出版と同じように、いつかはという希望を持っています。
アイデア愛好者の皆様も、かなりのところまで行ったという経験をいくつか持てば、いつかは夢が実現すると思います。そして、アイデアによって得られた相当な収入の半分くらいはユニセフなどに寄付したいと夢見ている方には、私は全力で応援したいと考えています。寄付をしてほしいというユニセフからの要請に私はほとんど応えられませんが、そのお手紙には次のように書かれています。
「なすすべもなく、ほとんど誰にも気付かれないまま栄養不良や予防可能な感染症、不 衛生な飲み水などが原因で命を失う子どもの数は3秒に1人、1日に3万人以上にのぼ ります。」
「みなさまの月々のご支援でたとえばこんなことができます。 月々3,000円のご 支援をいただけると・・たとえば、必要最低限の文房具一式を年間で157人分、ある いは、はしかや下痢の余病、失明などから子どもを守るビタミンAカプセル(1年分) を7500人分届けることができます。 月々5,000円のご支援をいただけると ・・たとえば、6つの感染症(はしか、百日咳、結核、ジフテリア、破傷風、ポリオ) の予防接種を年間で33人分、あるいは下痢による脱水症から子どもの命を守る経口補 水塩8183人分を届けることができます。 月々10,000円のご支援をいただけ ると・・たとえば、安全な飲み水を得るための浅井戸用手押しポンプ、パイプ、付属品 一式を年間で6基分、あるいは、肺炎から命を守る抗生物質(5日分)を4000人分 届けることができます。」
取り急ぎ、アイデア愛好者の皆様に率直に私見を述べさせて頂きました。何かのご参考になれば幸いです。
以 上
|