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吉澤伸さんはこのホームページのPRコーナー(1)でも紹介していますが、元家庭日用品メーカー レック(株)の開発部において特許担当マネージャーを勤められ、「特許担当者が書いた-そのアイデア買います」「特許担当者が書いた-アイデアの生み出し方」(いずれも三水社から出版)の二冊の本を執筆されています。私ことじゅんちゃんの発明の師匠であり、良き発明仲間でもあります。
かねがね、吉澤さんが社外アイデアを採用する職場を経験され、また、吉澤さん本人も自ら発明活動をされているので、街の発明家にとって貴重な経験談がお伺いできるのではと考えていましたが、この度、願いがかなって寄稿して頂くことになりました。アイデア愛好家の皆様には商品化を実現するヒントになり、また、元気付けられる話だと思います。
尚、吉澤さんは現在吉澤アイデア研究所(住所:神奈川県中郡大磯町東小磯802-19 電話/FAX:0463-61-0697)の代表をされています。発明に関すことなら何でもお気軽にご相談下さい。
アイデア愛好家の皆様へ
平成16年6月 吉澤 伸
本年の3月にアイデア仲間のやまさんから、「アイデア商品発明工場」というホームページに載せたいので街の発明家のために何か文を書いてほしいと頼まれました。3~4月は忙しいので5月以降ならとお引き受けしたものの、気が重いというのが正直なところでした。『特許担当者が書いた そのアイデア買います』の序文で--よく勉強し、日ごろから鋭く身の回りや商品を観察し、どのようなアイデアが良いのかを考え、その法則をつかんだ方こそが、最後の勝利者になれるにちがいない。--などと格好のよいことを書いた私自身が、まだ勝利者になっていないからです。レック(株)在職中に、三鷹市のアイデア愛好者の会から講演を依頼されたときと同じ心境です。(そのときは、私のアイデアが他社で商品化されてからと言ってお断りしました。)
しかし、自分の考えたアイデアが商品化して相当の収入につながった人は、メーカーに採用された場合でも自分で会社を作って商品化した場合でも、極めて少ないのが実情です。真面目な(社)発明協会発行の月刊誌『発明』(2001年11月号)で、ある人が「消費者の共感を得ているようで、ここにきて売れ行きはうなぎ登りの状況だと言う。」と紹介したある台所用品も、実際は全国で1か所しか販売しておらず、それほど売れているとは思えません。また、全国には発明の指導者的な立場の人が多くいますが、超有名な人を含め99%以上が自分のアイデアによって相当な収入を得るという経験がありません。
そこで、私も本当は偉そうなことを言う資格はないが、それでも何かお役に立つことを書けるのではないかと考えれば、少しは気が楽になります。以下において、姉妹編の『特許担当者が書いた そのアイデア買います』(拙著①)と『特許担当者が書いた アイデアの生み出し方』(拙著②)の不備な点を補う形で、少しでもお役に立ちそうなことを箇条書きに致します。
| 最終回
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善意の人を応援したい |
| 第六話
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多少不満があっても、とにかく契約することが大切 |
| 第五話
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まずは相手の希望を尊重する |
| 第四話
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実用新案出願中と言ったら敬遠される |
| 第三話
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メーカーを騙さない |
| 第二話 |
無駄な出費をしない特許制度の活用法 |
| 第一話 |
あまり費用をかけずに商品化できるアイデアを |
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